GaucheのTech talk

shiroさんというGauche作者の動画を見た。shiroさんの講演を初めて聞いたが、深い話が多くすばらしい。Schemeのすばらしさを色々理解できた。


ある意味Schemeはパフォーマンスの要求される大きいシステムにも使用できるが、あくまでもスクリプトなのでソースをそのまま見ることが可能という所がすばらしいのかもと思った。


但し、プログラミング言語の選択は、用途によると思うので、Schemeは結構特定の用途に限定されるのかもと思った。自作のPerlSchemeで置き換えて、世界も同様にするとおっしゃっていたが、私なら間違いなく普及度が高いと思われるPythonを選ぶ。但し、Pythonではパフォーマンス最重要の用途にはスケーラブルできないので、別言語も必要。


最近のスクリプト言語は、ほとんどVM対応になっていて、パフォーマンスもそれなりにでるが、今後はScalaのようにスクリプトの記述力の高さがあり、パフォーマンスをなるべく確保できるコンパイル型言語がのびていくような気がする。


CPUがマルチコアになり、言語のマルチコアの対応化が進むと思われるが、対応のすばやさも重要になると思う。そういう意味で、Pythonはコミュニティの層も厚いと思うので、Pythonには期待している。


最近、ハードウェアの影響で言語も変わりつつあるので、どういうポリシーの言語が勝ち残るは難しい気がする。