データの状態遷移

OOPの構造的な側面を考えてみると、設計時に以下の2つの手順を踏むことになる。


step1) オブジェクト(の範囲)を決める
step2) オブジェクト間の関係性を決める


しかし、構造的な側面よりもデータの状態遷移の方が重要に思える。
結局、デバッグの作業というのは、変数がある位置で想定通りの値になっているかを追いかける作業なので、データの状態遷移が必要以上に複雑にならないようにプログラムを組む必要がある。もちろん、構造もなるべく単純化する必要はあるのだが、データの状態遷移が複雑やのはやっかいである。


データの状態遷移に関するキーワードとしては、イミュータブルやマルチプルインスタンスなどであるが、データの状態遷移に関してはデザインパターンでもあまり言及されてないイメージがある。今後は意識して調べていくつもりである。